日時:2007/10/20(土)
〜10/21(日)晴れ
場所:霧島縦走 えびの高原(縦走)or新湯温泉(半縦走)〜高千穂峰
参加人数:10名
場所:@えびの高原〜韓国岳〜獅子戸岳〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原
A新湯登山口〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原
参加人数:12名
@-----全縦走コース--------------------------------
07:10 えびの高原
07:30 硫黄山登山口
08:40〜09:00 韓国岳山頂
10:15〜10:30 獅子戸岳山頂
11:00 新燃岳
A-----半縦走コース--------------------------------
08:30 新湯登山口
10:30 新燃・獅子戸 鞍部
@、A合流------------------------------------------
11:00 新燃岳<12:10(昼食)
13:00 中岳
14:00 高千穂河原
毎年の恒例となりました霧島縦走ツアーですが、今回は12名の参加となりました。
昨年が11月前半で、前泊チームが寒さで凍えてつらかったので
今年はちょっと早い10月20日、21日になりました。
・・・が、この秋最大の寒波がやってきたのでした。。。(^-^;
今年も体力、安全性を考慮して、以下の2コースに分けました。
@えびの高原〜韓国岳〜獅子戸岳〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原
A新湯登山口〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原
私は、Aの半縦走コースのリーダーを担当しましたので
Aのコースをメインに、ご報告します。
@のコースは、宏さんがリーダーでしたので、宏さんが報告します。
では、まずは@の全縦走チームから・・・
【全縦走チーム】
仕事を終え21:00JR二日市駅へ7名集合。
縦走組は、福岡,佐賀,長崎からの参加。
1台の車に乗込み、えびの高原へ向け出発。
8人乗りの車に大人7人、各自大きな荷物がある為、
車の中はギュウギュウ詰め状態。高速をえびので降りた後、えびの高原へ。
えびの高原へ行く途中、野生の鹿に数回遭遇。ほぼ24:00Justえびの高原着。
ランタンを着け、駐車場横へテントを張る。
KCPもテントを持っている人が増えてきたのが嬉しい限りです。
今夜は一番の冷え込み。こんな日は酒がないと眠れないですよね。
という事で前夜祭開始。ビール,酒,焼酎,つまみを持ち寄り、
ランタンの明かりの周りに輪になって・・・。見上げると星も綺麗です。
天の川が見えてましたよ!
5:50起床と共に、1名合流。朝食,出発準備。テント等荷物は車に詰込み、
身軽にし7:10登山開始。ゆっくりと体を温めつつ、写真を撮り
ながらの登山です。
各自自分のペースで、休憩を取りつつ登ります。雨の心配は無さそうですが、
結構雲が掛った状態、風も少し強め。
顔を上げ前を見ると、まだまだ登りが続いてますが、振り返るともうこんなに
登ってきたのか〜と嬉しくなります。回りには池が幾つもあり、隣の山の頂上にある
大浪池は、雲に隠れ見えたり見えなかったり。
ここより更に登り8:40韓国山頂到着。風が強く立っていると風
に飛ばされそうな状態です。
到着した時は、雲が火口より吹き上げられ、山頂を過ぎると一
気に吹き降ろす様に、風,雲が流れてました。この時、初めてブロッケン現象を見ました
(=雲や霧に光が散乱され人の影の周りに虹の様な輪ができる)。
少々感動です。
その後、一気に雲は流され、これから行く縦走路,高千穂峰,そして錦江湾,桜島までもが
見える絶景。来て良かったと思える瞬間です。
9:00韓国岳頂上出発、ここより一気に下りの急勾配。下り始めると山の陰に入り、
風も無くなりました。程よい日差しです。休憩を取りつつ、どんぐりを拾い集め、
10:15獅子戸岳山頂到着。ここでしばらく休憩です。昨年より30分以上早く到着してます。
次の新燃岳山頂で半縦走チームと合流予定ですが、予定時間よ
り30分以上早い為、しばらく休憩を取ります。
景色を楽しんでいると、私達がいる獅子戸岳と新燃岳の間の道
を4人グループが進んできます。
手と足で文字らしき・・。え〜!KCP?こちらもそれに答え
KCPの文字を作り答えましたが解ってもらえたかかどうか?
10:30獅子戸岳出発。一気に下り、新湯登山口からの分岐を過ぎると、直ぐに上りが始まります。
この坂を登ると昼飯と考えるだけで力が湧いてきまね。とても
単純なのですが、やっぱり楽しみですよね。
11:00新燃頂上到着。
【半縦走チーム】
05:30福岡の筑紫野ICを出発。高速でえびのICまで行きます。
15分ほどの休憩を挟んで、07:15えびのICを降り、えびの高原へ向かいます。
"えびの高原"という標識がずっと出てますので、曲がり角は多いですが
注意してれば、迷うことはありません。
8:20新湯登山口に到着です。駐車場情報は、昨年の報告を参考にしてください。
今年も5台ほどのスペースに駐車することが出来ました。
道の終点、鎖を超えて登山道が始まります。
8:30。晴天。登山開始です。
今年の半縦走コースのメンバーは4名です。
はじめの1時間は、勾配がほとんどないので、会話をしながら
ゆっくり散歩です。気温もちょっと肌寒いくらいでしたので
歩き出すと、ちょうどいい感じでした。
今年は紅葉の時期も遅れているようですので、登山客とすれ違うことがありません。
駐車場も2台くらいしか停まってませんでした。
途中で2箇所、川を横断する場所があります。
昨年渡った、小さな橋がなくなってました(^-^;
仕方がないので、石の上に乗りながら渡ります。
深いところでも、水深20cmくらいだったので、落ちてもおぼれませんが・・・
2つ目の川は、硫黄成分がかなりあるようで、赤茶っぽくなってます。
この水は、絶対飲んではいけないそうです。
ここからは、少し勾配がきつくなり、登山道っぽくなってきます。
昨年は、ここからちょっと息が切れてたような気がしてたのですが
今年は、あっという間に登りきった感じでした。
距離感の慣れとか、あるかもしれませんね。
登山開始から2時間で、縦走コースに合流します。
合流するまでに、誰ともすれ違うことはありませんでした。
新燃岳で@全縦走コースと11:40に合流する予定でしたが
合流地点で時計を見ると10:30。予定より70分早く到着しました。
・・・と、待ち合わせの山の一つ前の獅子戸岳山頂を見ると
何やら、カラフルな色の集団が・・・もしやと思い、手を振ってみると
向こうも振り返してきました。遠すぎて誰だかわかりませんでしたが
なんとなく全縦走チームっぽいです。
ふと、携帯を見るとアンテナが立ってましたので
全縦走メンバーに電話をしてみると、やはりKCPメンバーでした。
やっぱり全縦走チームは、早いです。。
10:50新燃岳到着。エメラルドグリーンの火口湖を見ながら、みんなで昼食です。
今回、私の昼食は冷凍ちゃんぽんです。コンロで温めるだけのやつです。
楽しみにしてたので、早々にザックから出した瞬間、だらららあ〜!!
容器のフタが破れて、解凍されたスープがザック内部全体にこぼれました(^-^;
台無しです。。
それでも頑張って、コンロで温めていると、まだ凍っていたスープが溶け出して
おいしく頂くことが出来ました。汁物は注意ですね。。
昼食を食べて、時間がたくさんあったので、みなさんしばしの仮眠です。
ここでも登山客は、まばらです。昨年の紅葉シーズとは大違いでした。
12:10中岳に向けて出発です。
・・・といきなりすごい強風になりました。立っているのも大変なほどすごい強風でした。
中岳に向かう木道を下りだすと、風がピタッと止まりました。
風の通り道ってあるんですね。
13:00中岳到着。高千穂峰が綺麗に見えます。
ここからは高千穂河原への下りです。段差の激しい岩場が20分ほど続きます。
急勾配が終わると、次は石畳です。3コースに分かれますが
一番近いルートは、道なりに行くことです。
40分ほど歩いて、ようやくゴールです。
14:00全員無事完走。
それから運転手だけ、タクシーに乗って新湯登山口へ。1600円くらいでした。
全縦走のスタート地点のえびの高原まで、他の運転手を私が送り高千穂河原へ戻りました。
夜は例に漏れず、大宴会でした・・・
毎年恒例になった霧島縦走も、3年連続の快晴でラッキーでした。
時期的に、秋晴れになりやすいんでしょうね。
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