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第23回:霧島縦走 えびの高原(縦走)or新湯温泉(半縦走)〜高千穂峰




日時:2007/10/20(土) 〜10/21(日)晴れ
場所:
霧島縦走 えびの高原(縦走)or新湯温泉(半縦走)〜高千穂峰
参加人数:10名


 場所:@えびの高原〜韓国岳〜獅子戸岳〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原

     A新湯登山口〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原
 参加人数:12名

@-----全縦走コース--------------------------------
07:10 えびの高原
07:30 硫黄山登山口
08:40〜09:00 韓国岳山頂
10:15〜10:30 獅子戸岳山頂
11:00 新燃岳

A-----半縦走コース--------------------------------
08:30 新湯登山口
10:30 新燃・獅子戸 鞍部

@、A合流------------------------------------------
11:00 新燃岳<12:10(昼食)
13:00 中岳
14:00 高千穂河原

 毎年の恒例となりました霧島縦走ツアーですが、今回は12名の参加となりました。

 昨年が11月前半で、前泊チームが寒さで凍えてつらかったので
 今年はちょっと早い10月20日、21日になりました。

・・・が、この秋最大の寒波がやってきたのでした。。。(^-^;

 今年も体力、安全性を考慮して、以下の2コースに分けました。
 @えびの高原〜韓国岳〜獅子戸岳〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原
 A新湯登山口〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原

 私は、Aの半縦走コースのリーダーを担当しましたので
 Aのコースをメインに、ご報告します。

 @のコースは、宏さんがリーダーでしたので、宏さんが報告します。
 では、まずは@の全縦走チームから・・・


 【全縦走チーム】
 仕事を終え21:00JR二日市駅へ7名集合。
 縦走組は、福岡,佐賀,長崎からの参加。
 1台の車に乗込み、えびの高原へ向け出発。
 8人乗りの車に大人7人、各自大きな荷物がある為、
 車の中はギュウギュウ詰め状態。高速をえびので降りた後、えびの高原へ。
 えびの高原へ行く途中、野生の鹿に数回遭遇。ほぼ24:00Justえびの高原着。
 ランタンを着け、駐車場横へテントを張る。
 KCPもテントを持っている人が増えてきたのが嬉しい限りです。
 今夜は一番の冷え込み。こんな日は酒がないと眠れないですよね。
 という事で前夜祭開始。ビール,酒,焼酎,つまみを持ち寄り、
 ランタンの明かりの周りに輪になって・・・。見上げると星も綺麗です。
 天の川が見えてましたよ!

 5:50起床と共に、1名合流。朝食,出発準備。テント等荷物は車に詰込み、
 身軽にし7:10登山開始。ゆっくりと体を温めつつ、写真を撮り
 ながらの登山です。
 各自自分のペースで、休憩を取りつつ登ります。雨の心配は無さそうですが、
 結構雲が掛った状態、風も少し強め。
 顔を上げ前を見ると、まだまだ登りが続いてますが、振り返るともうこんなに
 登ってきたのか〜と嬉しくなります。回りには池が幾つもあり、隣の山の頂上にある
 大浪池は、雲に隠れ見えたり見えなかったり。


 ここより更に登り8:40韓国山頂到着。風が強く立っていると風
 に飛ばされそうな状態です。
 到着した時は、雲が火口より吹き上げられ、山頂を過ぎると一
 気に吹き降ろす様に、風,雲が流れてました。この時、初めてブロッケン現象を見ました

 (=雲や霧に光が散乱され人の影の周りに虹の様な輪ができる)。
 少々感動です。
 その後、一気に雲は流され、これから行く縦走路,高千穂峰,そして錦江湾,桜島までもが
 見える絶景。来て良かったと思える瞬間です。
 9:00韓国岳頂上出発、ここより一気に下りの急勾配。下り始めると山の陰に入り、
 風も無くなりました。程よい日差しです。休憩を取りつつ、どんぐりを拾い集め、
 10:15獅子戸岳山頂到着。ここでしばらく休憩です。昨年より30分以上早く到着してます。


 次の新燃岳山頂で半縦走チームと合流予定ですが、予定時間よ
 り30分以上早い為、しばらく休憩を取ります。
 景色を楽しんでいると、私達がいる獅子戸岳と新燃岳の間の道
 を4人グループが進んできます。
 手と足で文字らしき・・。え〜!KCP?こちらもそれに答え
 KCPの文字を作り答えましたが解ってもらえたかかどうか?


 10:30獅子戸岳出発。一気に下り、新湯登山口からの分岐を過ぎると、直ぐに上りが始まります。
 この坂を登ると昼飯と考えるだけで力が湧いてきまね。とても
 単純なのですが、やっぱり楽しみですよね。
 11:00新燃頂上到着。

 【半縦走チーム】
 05:30福岡の筑紫野ICを出発。高速でえびのICまで行きます。
 15分ほどの休憩を挟んで、07:15えびのICを降り、えびの高原へ向かいます。
 "えびの高原"という標識がずっと出てますので、曲がり角は多いですが
 注意してれば、迷うことはありません。
 8:20新湯登山口に到着です。駐車場情報は、昨年の報告を参考にしてください。

 今年も5台ほどのスペースに駐車することが出来ました。
 道の終点、鎖を超えて登山道が始まります。

 8:30。晴天。登山開始です。
 今年の半縦走コースのメンバーは4名です。
 はじめの1時間は、勾配がほとんどないので、会話をしながら
 ゆっくり散歩です。気温もちょっと肌寒いくらいでしたので
 歩き出すと、ちょうどいい感じでした。
 
 今年は紅葉の時期も遅れているようですので、登山客とすれ違うことがありません。
 駐車場も2台くらいしか停まってませんでした。

 途中で2箇所、川を横断する場所があります。
 昨年渡った、小さな橋がなくなってました(^-^;
 仕方がないので、石の上に乗りながら渡ります。
 深いところでも、水深20cmくらいだったので、落ちてもおぼれませんが・・・
 2つ目の川は、硫黄成分がかなりあるようで、赤茶っぽくなってます。
 この水は、絶対飲んではいけないそうです。

 ここからは、少し勾配がきつくなり、登山道っぽくなってきます。
 昨年は、ここからちょっと息が切れてたような気がしてたのですが
 今年は、あっという間に登りきった感じでした。
 距離感の慣れとか、あるかもしれませんね。

 登山開始から2時間で、縦走コースに合流します。
 合流するまでに、誰ともすれ違うことはありませんでした。

 新燃岳で@全縦走コースと11:40に合流する予定でしたが
 合流地点で時計を見ると10:30。予定より70分早く到着しました。
 ・・・と、待ち合わせの山の一つ前の獅子戸岳山頂を見ると
 何やら、カラフルな色の集団が・・・もしやと思い、手を振ってみると
 向こうも振り返してきました。遠すぎて誰だかわかりませんでしたが
 なんとなく全縦走チームっぽいです。

 ふと、携帯を見るとアンテナが立ってましたので
 全縦走メンバーに電話をしてみると、やはりKCPメンバーでした。
 やっぱり全縦走チームは、早いです。。
 
 10:50新燃岳到着。エメラルドグリーンの火口湖を見ながら、みんなで昼食です。

 今回、私の昼食は冷凍ちゃんぽんです。コンロで温めるだけのやつです。
 楽しみにしてたので、早々にザックから出した瞬間、だらららあ〜!!
 容器のフタが破れて、解凍されたスープがザック内部全体にこぼれました(^-^;

 台無しです。。

 それでも頑張って、コンロで温めていると、まだ凍っていたスープが溶け出して
 おいしく頂くことが出来ました。汁物は注意ですね。。

 昼食を食べて、時間がたくさんあったので、みなさんしばしの仮眠です。
 ここでも登山客は、まばらです。昨年の紅葉シーズとは大違いでした。
 12:10中岳に向けて出発です。
 ・・・といきなりすごい強風になりました。立っているのも大変なほどすごい強風でした。
 中岳に向かう木道を下りだすと、風がピタッと止まりました。
 風の通り道ってあるんですね。

 13:00中岳到着。高千穂峰が綺麗に見えます。
 ここからは高千穂河原への下りです。段差の激しい岩場が20分ほど続きます。
 急勾配が終わると、次は石畳です。3コースに分かれますが
 一番近いルートは、道なりに行くことです。

 40分ほど歩いて、ようやくゴールです。

 14:00全員無事完走。

 それから運転手だけ、タクシーに乗って新湯登山口へ。1600円くらいでした。
 全縦走のスタート地点のえびの高原まで、他の運転手を私が送り高千穂河原へ戻りました。

 夜は例に漏れず、大宴会でした・・・

 毎年恒例になった霧島縦走も、3年連続の快晴でラッキーでした。
 時期的に、秋晴れになりやすいんでしょうね。




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