日時:2005/11/12(
土)曇り後晴れ
場所:えびの高原〜韓国岳〜獅子戸岳〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原
参加人数:6名
00:30 福岡
03:30 えびの高原
07:00 登山開始
08:50 韓国岳
11:00 獅子戸岳
11:45 新燃岳(昼食
12:45 出発
13:45 中岳
15:00 高千穂河原
18:30 疲労困憊芋焼酎大宴会
第8回のKCPは宮崎〜鹿児島県の霧島縦走ツアーでした。
参加者は福岡、佐賀在住なので金曜日、仕事が終わってからの出発です。
22:30頃から参加者を車で迎えに行き、全員集合が土曜の0時過ぎでした。
今回の参加者は6名。車はプラド7人乗りが出動。1台か2台か悩みましたが、経費も問題もあり
1台にしました。宿泊予定なので荷物が予想以上に多く、まさにすし詰め状態でした。
交代で寝ていこうとか言ってましたが、移動中に狭い車内で寝るのは至難の業です。
膝が伸ばせないので、ほんとにつらかった。エコノミー症候群になる気持ちがわかりました。
2:30ごろ、えびのICで高速を降りていよいよえびの高原に向かいます。
標高が上がるにつれ、霧がすごくなってきました。風も強いみたいです。
霧の中から野生の鹿を数匹見ました。鹿をひいたら凹むだろうな。。
03:30えびの高原着。霧で何も見えません。外に出るととっても寒い。
おそらく10度以下だったと思いますが、強風が体感温度を下げていたかもしれません。
さて、本格的に仮眠を取りましょう。。
狭すぎました。眠れません。。。
外が白んできました。この時既に5:50。あと70分で出発ですね〜。
ピピピピピー。と携帯のアラーム。いつのまにか30分ほど寝てたようです。
みんなつらそうに起きてます。OGさんは結局一睡もしなかったそうです。すごい・・・
7:00えびの高原有料駐車場を出発。登山口まで1kmほどったので道路をテクテク歩きました。
余談ですが、この有料駐車場、夜中はただで入れるんですが、朝一に来る管理人さんが
止まっている車には、ワイパーにお金を払ってね。。の紙を挟むそうです。
登山口に到着。いよいよ縦走開始です。
第一の山は韓国岳。地図を見ると、この登りが一番きついみたいです。
1合目〜2合目〜3合目・・・急勾配がコンスタントに続きます。うぅいきなりつらいなぁ。。
6合目までは、息を切らせながら登って行きました。
あーでも景色がすばらしい!池がたくさん見えます。
6合目を過ぎると、急勾配もなくなり比較的歩きやすかったです。
08:50韓国岳山頂に到着です。いつも行ってる九重連山とはまた違った景色が広がってます。
火口跡に出来たのか、噴火による陥没かわかりませんが、大きな窪地がたくさんありました。
第二の山は獅子戸岳。韓国岳からの下りは、また急勾配です。
昨日の雨で、路面もぬかるんでいるところが多かったです。
そういえば、紅葉は既に終わっているようでした。シーズンだったら綺麗そうな感じでした。
1時間くらいけてゆっくり下り終わり、それから平坦な道を30分ほど進みます。
平坦はいいのですが、道幅が狭く、両脇に固い小枝の木がずーっとあって歩きにくかったです。
小道を過ぎると、山頂までの登りに入ります。15分くらいでしょうか。急までは行きませんが
ある程度の勾配を登りきると、山頂に到着です。道の途中に山頂があると言った感じで
休憩するようなところはないようです。
第三の山は、僕がもっとも楽しみにしている新燃岳です。
獅子戸岳からの下りは、急でしたが距離が短く20分ほどで降りました。
この頃から、雲がなくなり快晴になってました。
やはり青い空があると、景色も絶景になりますね。山と空の境がくっきり見えました。
獅子戸岳を降りると、すぐに上りになりました。ここも勾配は急ですが、25分くらいで登りきり
ました。するとエメラルドグリーンの池が眼下に姿を現しました。天気もよくなってたので
とても綺麗な色です。
ああ、きてよかったなぁ。。
そろそろ昼食の時間です。今日も前回同様、コンビニ製の鍋焼きうどんです。
しかし、11月なのに気温が予想以上に上昇してましたので温かい有り難味がいまいちでした。
食後に珈琲を飲んで出発です。
これまでのウォーキングでRくんの膝痛が限界に近づいている気配がしたので
2班に分けて行動することにしました。
1班は先行して、下山してバスに乗って車を駐車しているところまで行き、2班が下山する頃まで
には、車を下山場所まで回す。という効率性を重視した計画に変更です。
私は2班で行くことにしました。昼食後、1班は先行して出発です。
我々はスローペースで歩いて行きます。。
頭の中で計画を整理しながら歩いていると・・・ん?俺、車の鍵もってる。
ダッシュしました。300mくらい先を歩いていましたので、叫んでも無理でした。
ザックをカラって、登山靴で山の軽い登りを走るのは、予想以上にきつかったです。
この時、僕はトレイルは無理だと確信しました(^^;ゞ
さあ、最後の山は中岳です。
九重、阿蘇にも中岳ってありますね。全国だと中岳って何個あるんだろ。相当な数だろうな。。
新燃岳からの下りは、桜島を右手に見ながら、草原の中を歩いていきます。
ここの景色はとても落ち着きました。韓国岳が男なら中岳は女って感じです。勝手な所感です。。
軽い下りと登りが60分ほど続き、中岳に到着します。
でも、この中岳って山頂が未だにわからないんです。おそらく右手にあったんじゃないかな。
前方には高千穂峰が悠然と姿を現してました。登山客の皆さんは記念写真を撮りまくってます。
そういえば、逆からのコースから来た方が増えてきてほんとに大勢の登山客になってました。
きっと新燃山くらいまで行くんでしょうね。
目標の山頂を登りきり、あとは下りを残すのみです。
いきなりすごい急勾配になりました。
岩場はいいんですが、1段の高さが大きい!え!どうやって降りるの?って感じです。
30分ほどかけて、やっと急勾配が終わる頃には、なにげにゴール地点が見えてきました。
おーあと少しだ。がんばろー!しばらく歩くと石畳になりました。
これがまた長い。ゴールが見えてたのになんか回り道っぽくもあり・・・
結局それから4,50分かけてほんとのゴールへ!
今回の登山は達成感がありました。
ほどなく、車で1班が迎えに来ました。
全員無事完走です。よかったよかった。
走行時間7〜8時間。走行距離約15kmでした。
この夜は、バンガローに宿泊です。
鹿児島と言ったら、芋焼酎しかありません。
私事ですが、登山倶楽部のほかに酒豪快という倶楽部もやっております。
単なる酒好きの集まりなんですけどね。ご希望の方は、参加自由ですので(^^;ゞ
ちょっと脱線しましたが、その後、焼酎とつまみを仕入れて「疲労困憊芋焼酎大宴会」です。
疲労ですぐ寝るかなと思ってましたが、テンションがナチュラルハイになって結構飲みました。
バンガローはKCPのみで貸しきり状態でしたので、持って来てたギターで大合唱してました。
温泉も付いていて、疲れた体をほぐして就寝しました。
翌日は、霧島神宮、まほろばの里などでプチ観光して、酒屋さんを数件回り焼酎を仕入れて
福岡に13日の夕方到着しました。
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