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第9回:九重連山 牧の戸峠〜星生山




 日時:2005/12/3(土) 晴れ時々ガス
 場所:
九重連山 星生山
 参加人数:8名


  08:15 筑紫野IC

  09:30 九重IC
  10:15 牧の戸駐車場
  10:30 登山開始
  12:30 星生山山頂
  13:00 星生山登山口(昼食
  13:45 出発
  15:00 到着
  15:30 長者原
  17:30 筑紫野IC
 
 今年最後の定期登山は初心忘れるべからず。ということで第1回と同じ星生山としました。

 新メンバーの2名も加わり、参加者は8名となりました。

 

 10:15牧の戸峠、気温は-1℃。天候は快晴。雲ひとつない天気です。

 雪はまだだろうと、思い込んでいたのですが山肌はうっすらと雪化粧です。

 駐車場の車は全体の5割くらいが埋まっている感じでした。

 我々はゆったりと第二駐車場に停めて準備開始です。

 前日の雨のせいでしょうか、路面のところどころがガチガチに凍っていました。
 アイゼンを装備している登山客もちらほら見かけました。

 

 第二展望までのコンクリートの道は、滑りやすくストックがないときつい状態でした。
 沓掛山までくると、次は人の渋滞です。

 どうやら数十名の団体グループが岩場で徐行しているようです。

 20分ほどロスしましたが、雪景色が最高でしたので気を取り直して登山再開です。

 徒歩速度が安定してくると、体も温まります。少し汗ばむくらいでした。

 星生山入り口まで一気に歩いて、最後の急坂に向けて充電休憩です。

 しかし、止まるとすぐに体が冷えてきますので、休憩もほどほどに出発しました。

 

 山頂は少しガスがかかってきてます。風が強そうだなぁ・・・

 近くでヘリの音が頻繁にしてます。久住別れのほうから何か運ばれてました。人間?

 

 地面がところどころ凍っていて急坂だったので、怖いところが数箇所ありました。

 アイゼン無のギリギリのラインだったと思います。

 20分ほど歩くと、山頂です。今まで無風だったのが急に強風に変わりました。

 しかもさっきまで見えてた視界が10mほどになっていました。

 気温は-4度。ここでの昼食は無理と判断。

 山頂で写真を撮って早々に下山しようと思ってた矢先に、パーッと視界が開けました。

 

 おー綺麗だな〜。硫黄山、三俣山もよく見えます。改めて写真撮影をして下山開始です。
 

 下山はとても慎重になりました。両手両足を駆使してバランスを取りながら下ります。

 新メンバーの2人が気になってましたが、若い2人なので僕よりうまく下りてたかも・・(^^;)

 山頂を見ると、またガスがかかっていました。この時期の山は細心の注意が必要です。

 星生山入り口で若干風がおさまったので、昼食の準備をします。

 ほんとは、久住分かれの小屋にしたかったのですが、時間と天候で断念しました。

 

 寒さの中での弁当は、ある意味罰ゲームでした。

 おにぎりは、冷ご飯。。

 うどんは冷麺。。

 ホットコーヒーはアイスコーヒー。。

 バナナは冷凍バナナに。。

 

 小屋にしとけばよかった・・・内心メンバーに申し訳ない気持ちになりつつ

 アイスコーヒーで喉を潤す私であった・・・

 

 さあ、下山しましょう!

 罰ゲームの後は、誰ともなく小走りになってます。

 人間の本能でしょうか・・体温を上昇させて生きなければ。と思いました(^^;ゞ

 

 10分ほど歩くと、体が温まってきました。歩くっていいね。

 しかし、もうひとつの困難は中途半端に解けた雪で地面が泥ですごいことに。

 電車で帰らなければいけないメンバーもいたので、次回から着替えとかも考えなくちゃ。

 少し標高が下がると、また青空がひろがっていました。

 第二展望から第一展望にかけての緩やかな下りはアイスバーンになってました。

 慎重に慎重におりて、15:00なんとか牧の戸峠へ到着。

 
 体はかなり温まっていました。車から降りたばかりの観光客はすごく寒そうでした。

 数分後、僕も寒くなりました(^^;ゞ

 

 今回の反省点は、天候をうまく読めてなかったこと。

 それに伴い、積雪に対しての準備が完全ではなかったこと。

 次回の教訓にしたいと思いました。

 メンバーの皆さん、もっと快適に登山が出来るように心がけますね。

 

 山はもう冬本番です。

 厳しい季節ですが、僕が一番好きな季節でもあります。

 乾いて透き通った空気と、幻想的な雪化粧はまさに百聞は一見にしかず

 としか伝える言葉が見当たりません。。

 



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